阿蘇ツーリング 2014 ~まだ見ぬ友と出会う為に~

ども、ネタがあってもなかなかブログ記事を書かないズボラなリュウです

せっかく憧れの阿蘇ツーリングに行って来たんだから、さっさと書けばいいのにまったく…
などという御託はさておき、旅の記憶をご紹介しましょう


事の起こりは8/28木曜日の朝

ブロ友のしん君から届いたLINEのメッセージからそれは始まりました

阿蘇日帰りツーリング600キロ
死ぬじゃろか?』 (原文のまま)

いやいや、きついから無理だって!
ここは山口、阿蘇って熊本だぞ?マジ遠いぞ?

と思いつつすぐに決行を決める私♪

行くしかないでしょう、阿蘇


こうしてなしくずしと言うか、勢いで決まった憧れの阿蘇ツーリング
否が応でもテンションが上がりまくります♪

仕事の後にミーティングしたり各自買い物したりと盛り上がっている内にあっという間に2週間が過ぎ、いよいよ当日を迎えました

9/13午前3時、逸る気持ちを抑えつつ待ち合わせのコンビニに向かうと既にしん君は到着していました
買い物を済ませ、早速出発です!

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しん君の愛車、LONELY☆WILD(マグナ)と我が愛車、ツナ1号(CRF250L)

二台の排気量を合わせても軽自動車一台分にも満たないマシンで目指すは遥か九州の地、ライダーの聖地阿蘇


今回の旅は下道オンリーと決めている為、まずは国道2号線で下関を目指します

早朝だけあって混む事もなく、1時間くらいで関門トンネル入り口に到着

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さぁ、これを抜けたら九州上陸だ~!

そういえばしん君も私も、バイクで九州上陸はおろか、県外に行くのも初めての体験
ドキドキしますなぁ

ちなみにトンネル入り口に停まっていた別のバイクは広島ナンバーでした
午前3時出発の我々よりもずっと早く出発して来たんでしょうね
お互い安全運転で参りましょう!

九州に渡り、県道25号線を裏門司方面に走って国道10号線に入り、苅田・行橋を抜けて中津を目指して行きます

空も白み始め、山間部に入る前に早めの給油をする事に

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早朝の給油って、なんか旅してるって感じで好きなんです♪

ここから先はしん君のスマホをナビ代わりにして進みます
電話がカーナビの代わりになるとは…
いやはや、いい時代になりましたなぁ

中津から山国川に沿って国道212号線耶馬渓方面に走り、途中から県道28号線に入って深耶馬渓を抜けて玖珠を目指します

この県道28号線は少々狭く曲がりくねった道ですが、苔むした清流に沿っていて頭上に紅葉が覆い被さる様に繁っているので紅葉シーズンにはさぞかし美しい眺めになると思いますよ

県道28号線を抜け、国道387号線に合流すると程なく玖珠に到着です

そろそろ休憩しようと道の駅に寄ったのですが、ここでトラブル発生!

なんとしん君がスマホを地面に落としてしまったのです
この衝撃で画面が真っ暗になってスマホが使用不能となり、再び地図と標識を頼りに進む本来の旅の姿に戻ります

しかし悪い事ばかりではありません
玖珠を出発してからしばらく走ると標識に『阿蘇』の文字が!

いよいよ目的地に近づいてきましたよ~
疲れた二人の表情にも笑顔が戻ってきます

坂を登って徐々に標高が上がり、周りの景色がどんどん開けて行きます
話で聞いたり写真で見てはいましたが、実際の風景にはやはり圧倒されますね!

それなのに写真をさっぱり撮ってない私
ダメダメですなぁ…

そしてようやく大観峰に到着!

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でも曇っていて眺めは今ひとつでした

そしてこのへんが阿蘇の涅槃像と呼ばれる辺りなんですが…

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雲に覆われてコールドスリープ状態?

気を取り直し、お腹も空いたのでちょっと遅い朝食と参りましょうかね

しん君の選んだ名物あか牛の牛丼も捨て難いが、やはりここは初志貫徹で

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だご汁定食でしょう!
この味、このボリューム…地元では絶対味わえませんね~
めっちゃ美味かったです!

腹ごしらえも終わり、そろそろ出発しようと外に出ると何やら人集りができています

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猿回しでした
しかも、地元山口の周防猿回しの会ではありませんか

なぜ九州にまで来て地元の物が…
まぁいいか


さて、次に目指すは今回の旅のメインとも言うべき場所

狩屋林道、通称『ラピュタの道』です!

大観峰からはそう遠くなく、15分程度で行けます
入り口がわかりにくいかもとネットで紹介されていましたが、目印の看板の周りには十数台の車やバイクが停まっていてすぐにわかりました(笑)

林道に入って数十メートル、開けた目前に夢にまで見た光景が…

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ラピュタは本当にあったんだ!

天候が今ひとつではありますが、確かにこれは凄い!
そして凄い人の数!

すっかり観光地化されてしまったのは致し方ない事なのでしょう

でもこの雄大な景色は本当に最高ですね!

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自分の小ささを実感させられる光景です

バイクを停めて景色に見入っていましたが、次々と来る色んなバイクについつい目が行ってしまうのはやはりバイク乗りの性分なのでしょうか

そんな中、一台のちょっと珍しいバイクが目に付きました
二台のカブに続いてやって来たそのバイクはヤマハのYZF-R125
実車を見るのは二回目で、黄色いカウルが印象的だなって思いました

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実はこのR125、数日後にアップされた記事を書かれたブロガーさんのバイクだったんです
その人の記事の写真にも私としん君のバイクがしっかり写っててびっくりしました

同じ時間に同じ場所で、同じ感動を味わっていた人とこんな風に出会えるとは!

バイクの神様に感謝、ですね


素晴らしい風景をバックに記念撮影

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いや~ムチャかと思ったけど、君の誘いに乗って良かったよ、しん君!

素晴らしい出会いと素晴らしい景色、そして素晴らしい相棒

生きてて良かったなぁ、なんて思ってしまうのでした


締めの言葉っぽいけど、旅はまだまだ続きますよ~