オイル交換ついでにプチツー ~平和について考えてみる~

ども、リュウです

盆が過ぎても暑い日が続きますねぇ


今年の暑さは一体いつまで続くのでしょうか…


暑さに負けて休日はついついエアコンの効いた自宅に篭もりがちになってしまいますが、今日はそうもいきません

前回のオイル交換からもうすぐ3000kmになるPCXをバイク屋に持っていかなきゃならんのです


でも今日は台風の影響か、ちょっと最高気温が低いとの予報だったので上着を一枚引っ掛けて出発


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雲がちょっと多めだけど、日差しが和らいで好都合ですね


バイクの購入とメンテナンスを全てお任せしている馴染みのホンダドリーム山口さんにて無事オイル交換を済ませ、午前中には帰途につきました

とはいえ、暑くも寒くもない晴天の日にまっすぐ帰るのも勿体ないので超久しぶりにとある場所に寄っていきましょう


そこは今から15年くらい前にたまたま見つけた漁港

名前も知らない小さな小さな漁港なんですが、雰囲気がすごく良いんです


また立ち寄りたいとずっと思っていたんですが、なかなか叶わず時が経ち…

ようやく今日、訪ねることができました!


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天気も良く、最高のロケーションです♪


人の姿もなく、波の音しか聞こえない静かな環境に癒されました


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しかし、記憶の中のここはもっと広かったような…


いつの間にか記憶が改変されたのかな?



そして、ここが強く印象に残ったもう一つの理由を確認しに行きます

記憶を頼りにソレの場所に行ってみたけど…あれ?


なくなってる?


と、思ったら少し離れた場所に移動していました

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古い文字で『第四四號』って彫ってあるのがわかるでしょうか?

以前来た時に気になって、下に降りてこの石をひっくり返して他に彫ってある文字を確認したんです

それによるとこの漁港は第二次大戦中に軍民の境目となる場所だったらしく、この石はそれを示す標識だったのです

この漁港から東側は軍用地の為、民間の人や船の立ち入りを禁止する旨が彫ってありました

ここから東の徳山地区には海軍の燃料廠や工場群、そして人間魚雷『回天』の基地がありました

軍機に溢れる海だったんです


時は流れ、一応の平和を取り戻したこの世界

でもこの標識はかつてこの先に軍用地があった事を今の世に知らしめつつこの場所に佇み続けています


今は静かな、心安らぐ小さなこの漁港に戦争の遺構が眠っています

過去から続く歴史という名の1本の線の上に立ち、戻れない時間を振り返ってみると、この一つの石が色んな事を語って来るような不思議な気持ちになりました


今の平和な世の中に感謝し、これからを生きる自分たちが子供たちのためにこの平和を守って行かないといけませんね